2021年01月28日

はんだとは 製法によって異なる種類

はんだ付けに使用するはんだとは、どのようなものなのだろうか。はんだに関する詳しい説明は「はんだ|ミクロレベルでものづくりを高品質にする必須の素材」をご参照いただければと思うが、本稿ではポイントだけ絞ってご説明しよう。はんだ付けに使用する素材はんだだが、金属と溶液から構成されている。
はんだとは 製法によって異なる種類

金属では錫、銅、銀、溶液はフラックスと呼ばれる松脂から抽出され生成される液体だ。以前までは鉛も使用していたが、環境問題などによって鉛を使わない、鉛フリーはんだが主流となっている。形状は糸状で真ん中にフラックスが入っているヤニ入りはんだと、ペースト状のソルダーペースト、棒はんだの3種類が存在する。

この形状はおもに、製造方法によって異なる。糸状のヤニ入りはんだは、はんだごてを使ったはんだ付けに使用するはんだで、糸の真ん中にフラックスが入っていることから、ヤニ入りはんだと呼ばれる。次にペースト状のはんだ、ソルダーペーストはプリント基板に印刷するためのはんだだ。

現代のエレクトロニクス製品の基板には、ミクロレベルの無数の電子部品が必要であり、こうした無数の電子部品を一気にはんだ付けするためには、ペースト状のはんだを塗り、電子部品を一括で装着、加熱してはんだ付けするという手法が必要になる。またこの基板専用には棒状の棒はんだも使用する。大きく二分すると、はんだごてを使ったはんだ付けのはんだと、リフロー炉やフロー用の基板実装のはんだとに分類されるといってもいいだろう。

TAG:


はんだ付けに使用するはんだとは


金属では錫、銅、銀、溶液はフラックスと呼ばれる松脂から抽出され生成される液体だ


現代のエレクトロニクス製品の基板には





Posted by 何をしたか思 at 13:34│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。